貨物を安全に配送するには、適切なダンボール選びが重要です。
サイズ・強度・形状などさまざまな要素を考慮し、荷物の特性に合わせた選定が求められます。
そこで今回は、運送に使用するダンボールの選び方について解説します。
▼ダンボールの選び方
■サイズと隙間の調整
品物の最大部分の長さ・幅・高さを計測し、一回り大きなダンボールを用意します。
出し入れのしやすさと保護性を考え、一般的な強度の品物では3~5mmの隙間が適しています。
ただし壊れやすい品物は、緩衝材の使用を前提に20mm以上の隙間をあけましょう。
■フルートによる強度選択
ダンボールの強度は、中芯の波型であるフルートによって大きく異なります。
Aフルートは衝撃吸収力に優れ、引越しや青果物の梱包に最適です。
Bフルートは加工が容易で軽量物に向いており、Cフルートは一般的なものより薄手ですが強度に違いがないため、多く選択されています。
■形状による用途別選択
A式ダンボールは「みかん箱タイプ」とも呼ばれ、汎用性が高く強度も優れています。
B式は組み立てが容易で通販に向いており、N式はメール便に最適です。
特殊な形状の荷物には、ポスター式やたとう式など専用のダンボールも用意されています。
▼まとめ
ダンボールの選択基準は、荷物の特性によって大きく異なります。
サイズと隙間の適切な設定・フルートによる強度の確保・形状による用途別対応など、多角的な視点で選びましょう。
『有限会社アミティ・トレット』は、お客様が安心して任せられる運送サービスを提供しています。
丁寧に目的地まで届けますので、どのような荷物でもお気軽にご相談ください。
